田中ウィメンズクリニック 緊急入院→出産!
目次
出産日まで
前回の検診で「1週間後の次の検診まで持たないと思う」と言われたものの、正期産を迎えたのと休日だったこともあり、普通にお出かけしました。
35wから早産傾向と言われ続けて37wの今まで持っているし、
休日の間に会ったお義母さんにも、「まだお腹が下がってないし大丈夫よー、生まれるときはもっと下がるのよ」なんて言われ、
なんだかんだ言って次の検診までは持つだろーと思っていました。
急な出産まで
2:30 早朝(というか夜中?)に起きる
前回の検診から2日後のことでした。
臨月に入ってからはお腹の圧迫によりトイレが近く起きてしまうことはよくありましたが、この日は変な風に目が覚めた感じ。
とりあえずトイレに行ってみるも、下腹に違和感。
生理痛のような痛みがあるのでベッドで何度も体勢を変えるも、しつこく痛む。
体勢を変えても収まらないのはこの日が初でした。
3:00 陣痛間隔が5分おき、病院に電話
陣痛ならもっと痛いはずよね・・・?と迷いつつもアプリで間隔を測ってみると、5分おきという結果。
次の日が平日だったので迷いつつも、旦那を起こす。
そして病院に電話。24時間受け入れてくれるのはとても心強い…。
早産傾向であることはカルテで確認されたようで、すぐに来てくださいと言われました。
色々調べましたが、「八重洲タクシー」さんをお呼びしました。
タクシー会社によっては破水の可能性のある妊婦だと断られる場合もあると聞きますがそんなこともなく、自分でナプキンやタオルをもって、準備していた入院グッズも持って旦那とともに病院に向かいました。
4:00 病院到着、内診
助産師さんが出迎えて下さり、すぐ後に院長先生がいらっしゃいました。
タクシーで向かっている間に、徐々に痛みは強くなっていき定期的にキューっとした痛み。
内診台に乗るよう指示されますが、痛みが来るたびにうずくまりながらなんとか乗るような状態でした。
子宮口4cm、ミニメトロ不要ですぐに入院してくださいとのことでした。
内診台から降りると真っ赤な出血がポタポタとありビックリでした。。
4:30 麻酔開始
病室に案内され病院着に着替え。
いつ破水してもおかしくないからとオムツのようなものを当てられ、点滴も開始。
そのまま手術室に入り背中を丸めて横になります。
院長先生が「はいチクッとします。痛いのはこれが最後です。ぜったいに動かない」と説明が入ります。
注射でさえこわい私なのでビクビクしましたが、ほんとうにチクリとしただけで背中を押されるみたいな違和感。痛みはほぼありませんでした。
もう陣痛がしっかり始まっているので、強めの麻酔を入れると言われました。
麻酔が入り始めると痛みは消えていきます。背中はこんな感じです。
5:00 部屋に戻ってモニターをつけて見守る
痛くない・・・本当に痛くない。。
NSTのときと同じ機械で張りの山を見つめながらも余裕で、親族に連絡したりしながら過ごしました。
助産師さんがつきっきりで30分おきぐらいに部屋に来てくださり、麻酔の追加や子宮口の開き具合などを確認されます。
子宮口 この時点で6cm。
6:30 麻酔がきいてるかチェック
足に保冷剤を当てられます。全然冷たくない・・・びっくりです。
午前中には生まれるでしょうと言われる。
7:30 促進剤を追加 ベビの心拍がたまに下がる?
自分の陣痛もあるけど、お産を進ませるために促進剤を入れましょうと言われます。
この部屋の空気にもだいぶ慣れてきて、異常にリラックスしている自分w
悪い癖でまた油断して自撮りなど。
モニターに表示されるベビの心拍がたまに下がることがあり、ちょっと苦しそうとのこと。
心拍が遅くなる時があるのはなんとなく気付いてたけど、うまく取れてないだけかなぁなんて気軽に捉えてました…^^;
ほんとつくづく、のんきな母でごめん息子。。
助産師さんが落ち着いて大丈夫ですよとおっしゃるので安心できました。
念のため、酸素マスクをつけることになりました。
初だ〜(笑)
8:15 導尿、内診、そして破水!
助産師さんが来て、もうお産になるからと導尿されます。
そして内診された瞬間、パシャっと音が出て破水しました。
これが破水というのか・・・ これをきっかけに分娩室に運ばれます。
旦那も到着。
分娩室の前で「ちょっくら行ってきます」みたいな会話を交わすことができました。
たぶん通常分娩だったら行ってきますとか言ってる場合じゃないはず。無痛スゴイです。
8:30 分娩開始!
吸って、吐いて、と声をかけてもらい、張りにあわせて息をとめてお腹に力をいれるよう指示されます。
いきむって何!という混乱の中、何度か力を入れる。
ベビは降りてきてるけど、心拍が遅くなることがあり疲れているかも?とのこと。
この時点で麻酔が効きすぎていたのか、「張り」がわからず…、ほぼ助産師さんの声掛けに頼る状態。
押せば出そう、という助産師さん同士の会話によって、ぐいぐいお腹を押されました。
院長登場。
いきむこと6回目くらい、ついにベビが出てくる。
ドラマみたいに出てきた瞬間「オギャー」というのを想像してましたが、出てきたのは紫になってしまったベビ、声も無かったです。
先生たちが落ち着いていたので大丈夫でしたが、はじめの感想は感動というより「え、え、大丈夫なの?」という感じ。
ベビはすぐに頭側にある処置台みたいなものに連れて行かれてしまいました。
院長先生は処置には参加せず、会陰切開の縫合。
なんとなく縫合されているのは分かりましたが、痛みもないですし何よりベビが心配でひたすら処置台を見つめました。
吸引などをしてもらうと弱弱しく「ほぎゃあ・・・」と。
その後、元気に泣きだしてくれました。その瞬間に、涙。
ベビが落ち着いたタイミングで、短い時間でしたがカンガルーケアをしてもらい、旦那が入ってきました。(立ち合いはせず、分娩室の前にいてもらう形にしました)
写真を撮ったりなど、少しゆっくりすることができました。
ベビは2480gで、20gだけ足りず低出生体重児。
週数が早かったけれど、なんとかちょっと小さめくらいで生まれてくれてよかったです。
10:00 病室に戻り、しばらく放心・・・
面会時間前なので旦那は再度外に出されてしまいます。
私は12時にお昼を出すからと言われて病室に返されます。
低出生体重児だったベビは今日いっぱいは念のため保育器に入るそうで、部屋に来てくれず。
痛くはなかったけれど、さすがに少し疲れていたようでぼーっと過ごしました。